プロジェクトーク!2020.05.29

『WTW HOUSE PROJECT』開発メンバーが語る「スケルトン×インフィル」を体現した家づくりとは? | #01 プロジェクトーク!

 

introduction

新連載企画『#プロジェクトーク!』がスタートします!
この連載ではプロジェクトを動かすメンバーにフォーカスをあてて、プロジェクトの目的や背景にある思いをインタビュー形式で紹介していきます。

その記念すべき第1回は、都会的で洗練されたビーチテイストが人気のライフスタイルブランド『WTW』とDoliveがコラボレーションした『WTW HOUSE PROJECT』の開発メンバーにフォーカス。
2019年7月に新築戸建てのコンセプトプランをリリースし、2020年春にはマンションリノベーションや都市部の狭小住宅といった施工事例も登場。さまざまな住宅にWTWが提案する西海岸スタイルを取り入れることができるようになりました。

そこで今回は、なぜ『WTW HOUSE PROJECT』のような家づくりのスタイルが生まれたのか?その発想やプロセスについて、Doliveの開発担当者2人に話を聞きました!

※『WTW HOUSE PROJECT』についてはこちらの過去記事を合わせてご覧ください。

住宅メディア〈Dolive〉が西海岸テイストのライフスタイルブランド〈WTW〉とのコラボレーション住宅「WTW HOUSE PROJECT」を発売開始!

 

今回トークしてもらったのはこの二人!

  • 田村友一 WTW HOUSE PROJECT プロジェクトマネージャー
  • 鍵和田拓哉 WTW HOUSE PROJECT クリエイティブディレクター

今回トークしてもらったのはこの二人!

ー『WTW HOUSE PROJECT』がリリースされてから1年弱。これまで多くの反響があったそうですね。

WTW HOUSE PROJECT コンセプトプラン外観

田村

たしかに『WTW HOUSE PROJECT』は、告知の段階から反響が大きかったですね。WTWさんのInstagramでは、モデルハウス完成時の投稿には、普段の倍以上にもなる3000近い「いいね!」が付いていましたし、2019年6月に辻堂で開催したポップアップショップには、1日100人近い方々にご来場いただきました。
全国の8割近い加盟店さんに取り扱っていただいて、Doliveの主力商品になっていますね。
リリース後も人気で、早速全国各地で着工が進んでいます。

WTW HOUSE PROJECT 雑誌掲載

WTW HOUSE PROJECT 辻堂POPUPSHOP  

WTW HOUSE PROJECT LOGO

POPUPSHOPでは1日に100人近いお客様にご来場いただけました

ー『WTW HOUSE PROJECT』を開発していくにあたって、どんなところにこだわりましたか?

鍵和田

プロジェクトのコンセプトはWTWが持つ世界観を軸に、商品を企画するにあたってイメージしたのは、カリフォルニアのマンハッタンビーチの街並み。
サーフカルチャーが根付いているけど、都会的な印象も併せ持つ、そんな現地の空気感を楽しめるようなデザインにこだわりました。

石張りのキッチン、アイアンの階段、天井や壁の板張り……そんなアーバンビーチな空間を演出するポイントはいくつかありますが、それらをどのようにチョイスして、どうやって組み合わせればWTWが思い描く世界観が再現できるのか細かく検証していきました。


“WTW HOUSE PROJECTらしさ”を生み出す要素を抽出できたら、あとは戸建てやマンション、さらには土地の形状など、ユーザーさんの条件に合わせてそれらを再構築していく。そんな流れでバリエーション豊かな施工事例が増えていきました。
2020年春には、都市部の狭小地向けやマンションをリノベーションした物件が完成しています。

ーリリース当初は、新築戸建てのコンセプトプランのみの発表でしたが、その後狭小住宅やマンションなどにも幅広く対応するようになりました。そのように、ひとつのプランに限定せず、様々な施工事例を展開していくようになった背景には、どのような想いがあるのでしょうか?

住宅街の戸建てでもサーフスタイルを楽しむコンパクトプラン

マンションの 一 室を西海岸風に変えるリノベプラン

田村

ひとことで言うと、住みたい人や建てたい人に寄り添いたいからですね。
リリース当初に発表した新築戸建てのコンセプトプランは、“ WTW HOUSE PROJECTらしさ”を全て詰め込んだ理想形。実際にユーザーさんが建てるとなると、当然細かい制約条件も出てきます。施工事例が増えたのは、「面積が限られている自分の土地でも、こんなデザインの家を建てたい」というユーザーさんの声や、「自社が得意とするマンションでもこんな空間をつくりたい」という加盟店さんの声に応えた結果でもあります。そして、そもそもDoliveが提案している「『建物の“箱”×ひとつのコンセプトから生み出されるデザイン』の組合せで、家をもっと自由に考えよう」というスタイルを伝えたかったことも大きかったですね。実際に、そのような家づくりをかたちにして、どんどん広げていき、Doliveの家づくりを象徴するひとつの事例としてユーザーに分かりやすく紹介していきたいという想いがありました。

鍵和田

ただやみくもに施工事例を増やしたわけではなく、背景にはDoliveの思想があるんです。理想の住宅のデザインをつくって、それを“箱”となる建物の条件に合わせて表現していく……
Doliveでは、ユーザーさんたちがそんな家づくりを楽しめる環境を整えていきたいと思っています。

ただ、ユーザーさんがまったく0からデザインしていくとなると負担が大きい。だから、ある程度の“土台”があって、そこにユーザーさんそれぞれのアレンジを加えていく方が、個性を表現しやすいはず。その方が、かえって自由度は増すし、デザイン性も担保できます。その“土台”となるのが、今回の『WTW HOUSE PROJECT』のような内外装をひとつのコンセプトで貫いたデザインパッケージなんです。

田村

デザインパッケージが気に入ったらそのまま取り入れてもいいけれど、ユーザーさんごとに「ここは気に入っているけれど、ここはこんな風にアレンジしたい」というアレンジのニーズはあります。
例えば、WTW HOUSEのユーザーさんの中には、外観はコンセプトプランを踏襲しているけど、水回りはご本人が大好きなアメリカの床屋をイメージしたデザインにアレンジされた方もいました。

そのように、僕たちが提案するデザインパッケージを、ユーザーさんたちが個性を表現していくための土台にしたり、インスピレーションを得るための素材として活用してくれたらと思っています。

ー『WTW HOUSE PROJECT』以外でも、Doliveではユーザーがデザインを選んでいけるような家づくりを考えているのでしょうか?

鍵和田

はい、もちろん。ユーザーさんが理想の空間イメージを見つけられるように、これから内外装のデザインの選択肢をもっと用意していくつもりです。そうやって、あらゆるバリエーションの中から自由に選んで組み合わせた理想の住宅のデザイン(=インフィル)を “箱”(=スケルトン)となる建物の条件に当てはめていく……
Doliveではそのようなユーザー主導の家づくりの思想があって、その軸でどんどん事例が増えていくのが僕たちの理想。その思想が『WTW HOUSE PROJECT』で体現でき始めたところではないでしょうか。

一般的には、スケルトン・インフィルという考え方は、躯体や間仕切りの設計といった構造に着目した内観デザインの文脈で使われる言葉ですが、僕たちは外観も内観も含めた自由なデザインを、“どんな条件の建物でも表現していく”という意味で使うことにしました。

ー最後に、これからの『WTW HOUSE PROJECT』やDoliveの展開について、聞かせてください!

鍵和田

今後は、『WTW HOUSE PROJECT』でも、もっとバリエーション豊かな施工事例を増やしていきたいし、“スケルトン×インフィル”の考え方を気軽に体感できるシミュレーションツールもつくっていきたいと思っています。

田村

ほとんどの人にとって、家って人生で一度しか買わないものですよね。
「前回はここが反省点だったから、今度はこういう風に買おう」ということができない。だから、ユーザーさんにとって、“家の買い方”ってわからないことだらけだと思うんですよね。

だから、“家の買い方”は、まだまだ発展しなくてはいけない領域だと思っています。
これからさまざまなツールやメディアを通じて、もっとわかりやすく、自由に、楽しく、家づくりができるような環境をつくっていきたいと思いますので、注目していただけたらと思います。

スタイルバリエーションが増えたWTW HOUSE PROJECT!

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